チャンネル収益
総収入
- 年収
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- 月収
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- 日給
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- 時給
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※再生回数から推測
チャンネル概要
チャンネル登録者数
チャンネル開設:2019-12-28 03:55:07
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総再生回数
7,450,796回
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投稿本数
196本
チャンネル説明文
義務教育9年目の夏
10月なのにセミが泣いていたのを覚えている
公園のベンチに座り、
みかんのようにオレンジな夕陽を見つめていた。
ぼんやりしていると、
30歳後半から40歳くらいの中年のおばさんが話しかけてきた。
「兄さん暇??」
暇じゃないとこんなさびれた公園でたそがれてないだろと思いつつ
僕は「暇です。」と答えた。
すると、そのおばちゃんはついて来いと言わんばかりに
微笑みながら手招きをして歩いていった。
なにやら危険な匂いがしたが
なんかあっても四十過ぎのババアくらい勝てるだろうと思い、
興味本意で着いて行った。
すると、なんとそのババアは公園の女子トイレに入っていった。
流石にやばいと頭ではわかっていたが、
身体が一歩さらに一歩を踏み出し、
僕はいつの間にか禁断の花園に入っていた。
目の前の悪魔が言った。
「抜いてあげよっか?」
当時の僕には、その意味が分からなかったのだが、
何かイケないことが始まる予感がして胸が高鳴った。
いきなり目の前の魔女は僕の下半身装備を脱がし、
僕の股に顔をうずめた。
頭にイナズマが走った気がした。
15年生きてきて、生まれて初めてその感覚を知る。
まるで冬の寒い日にコタツにダイブしたような温かさ。
その温もりが身体の一点に集中していた。
何分経ったのだろうか、あるいは数秒しか経っていなかったのか。
僕は情けなくも白く熱い思いをおばさんにぶち撒けていた。
男というものはいつもそうだ。
事が終われれば賢者になり得る。
さっきまで、可愛い悪魔に見えていたものが、
ものすごく酷い怪物に見えることもある。
僕はおばさんに酷い言葉を吐き捨てた。
そのおばさんは後ろめたい顔をして逃げるように帰っていった。
大人になった今でも、俺はあの日を思い出す。
あの日。少年だった日の胸の高鳴りと衝撃が頭から離れない。
何を成し遂げても、何を得ても、
あの日に感じたあの衝撃を超えることはないだろう。
ふと思い出す度に胸が熱くなる。
俺の心にはいつもあの日のおばさんがいる。
消したくても消えない思い出。間違いなく俺の一部になっている。
そんな心が埋め尽くされる夜には、
右手で「僕」を押さえつける。
そうだ。「僕」を制した日には動画投稿をしよう。
いつかその動画がおばさんに届くまで。
もしいつか今度会えたなら。僕は。